地域活性<民間団体 バイタル伏見>は、地域の中小企業の経営者や有志の会員により地域を元気にする目的で設立しました。

TEL. 075-604-3120

〒612-0072 事務局:京都市伏見区桃山筒井伊賀東町47番地 コスモ丹波橋1F(FD3内)

設立趣旨と沿革CONCEPT

設立趣旨

バイタル伏見は、地域活性を目標として2002年度に設立した民間団体です。

 私達、地域の中小企業は、地域で食と住を共にしており、企業経営者とは言え、一住民でもあります。私達の取り巻く環境は大きく変化し、将来への不安が地域にも押し寄せています。地域で共に働く社員やその家族にしても、その影響があり、その歪みは特に社会的弱者と呼べる高齢者や青少年にかなりのしわ寄せが偏ってきています。

 私達中小企業の基盤でもある地域が疲弊し、行き場を失いつつある今!将来に夢や希望が持てない今!自分さえ良ければという考えは最早通用しません。経営環境の劣化として、必ず、我が身に跳ね返って来ます。守るべき社員やその家族、住民は経営者自身も含め地域と一体です。経済は、需要と供給のバランスで成り立っていますが、地域で生きる地域中小企業はその機動力で地域の新しい需要を見つけ出さなければ将来の活路は見出せません。
 その経営環境の変化を考え行動して行く事は今や必然となって来ています。縦割りの考え方では行きとどかないところにもスポットを当て、自立出来る人を増やし・地域をバックアップする必要性があります。その重要性に気がついた企業や人が集まり、人頼みではなく、自らの出来る事をお互いに提供し合いながら、より良い地域づくり「心豊かな地域」を目指して活動を進める為にこの会を民間団体として立ち上げました。

 また、地域のあらゆる資源を地域の人で守り、小さな改善・工夫をし継続・発展して行く事で、住みやすい・働き易い環境を作り、希望のある生活をする事ができれば、経済の適切な循環により地域が活性化します。人の叡智は無限です。私達は、決して無理をせずに、楽しみながら自分達の智恵やノウハウを出し合ってこの活動を継続させて行くことを使命とし、具体的な活動をして参りたいと考えております。


メッセージ

CEO

 この活動を始めて、10年になります。地域の中学校の総合学習では、毎年200〜240名位の中学生一年生に社会人講師と豆記者新聞の取材先のお世話をしています。評価として、絵本やテレビでしか知らない職業より、地域には多くの職業が存在する事を知って、将来の職業選択の幅を広げる事に繋がっていると言われています。実際に経営者または経営者に準ずる人に会い話を聞き、実際に体験することで、仕事の内容や大人の社会とつながりを実感して頂き、なりたい職業がなければ自分で起業できる可能性を見つけ出してもらえればと考えています。
 実際の効果がどのくらいあるかなどははかり知ることはできませんが、中学一年生という果敢な時期に関わらせて頂ける事は、きっと将来にいろんな事が起きても対処できるいい影響を与える事ができるのではと考えています。まずは、継続を第一と考えて活動しています。
 私は地域で生まれ、地域で仕事をしながら子供を育ててきましたが、毎日、夜の帰宅は10時11時が当たり前の生活の中、地域の事は何も知らない(関心がない)状態でした。中学生が、何人かでコンビニの前でたむろしていても、何も気になりませんでした。ところが、この活動を始め、中学の総合学習に関わると、今までモノクロの風景だった地域がカラーになり、地域の人々の生活がハイビジョンで映し出されて目に見えるようになりました。私自身も地域で生きているんだと思うようになりました。如何に今まで地域に関心が無かった事かと思い知らされ、この地域で生かされている事に、主体性を持ち何かできる事はないかなぁっと考えるようになりました。そんな風に思えるようになったのは、地域に関わる為に色んな人とコミュニケーションをしたからだと思います。
まずは、関心を持つ事が一番、次にコミュニケーションを取る。会話がないと相手の考えている事は何も分かりません。自分の考えている事も相手に伝わりません。そんな事が、本当に大切だったんだと気づかされました。
 多くの職業を持つ女性や世の男性が経験されている事だと思いますが、家は休息の場、休みの日にしか出来ない事も多くあり、時間的にも、地域や自治会のお役に立つことは難しい。そう思っていました。ただ、私は、自分の為に自分の足が地について生活出来る事が本当にうれしく思います。無理な事は継続できません。「人は一人では生きていけない」昔のような助け合い「おたがいさん」の心が豊かな地域にしてくれていたのではないかと思うようになりました。
 最後に、地域の人や企業を知ることが、点だとしたら、その点が結びつき、やがて線となります。その線が面になって地域に根を張り、逆に地域を支える事ができる力となることを信じてこの活動を継続して行ければと思っております。
私は、この活動を通して、本当に多くのモノや気持ちを頂いていることに感謝申し上げご挨拶といたします。


会の沿革

2001年4月
京都中小企業家同友会 伏見支部にて、地域活性化ブロックを立ち上げ。
2002年4月
京都市立伏見中学へ 総合学習への関わり方を当時の山形校長先生に相談・訪問 。
2002年9月
京都中小企業家同友会 伏見支部にて、地域活性化ブロックを
地域活性同好会「バイタル伏見」として立ち上げ。
2003年1月
伏見中学第一学年総合学習第一回「社会人講師講座」 に講師10名派遣
2003年7月
NIE指定校事業「豆記者新聞」取材先60社紹介
2003年4月
民間団体「バイタル伏見」として立ち上げ。
2003年11月 19日
龍谷大学にて、NIE交流会開催。 (添付写真1)
〜連携による伏見の活性化を目指して〜
伏見中学・総合学習協力企業の交流会in龍谷大学  参加60名
2004年 1月
伏見中学第一学年総合学習第二回「社会人講師講座」 に講師10名。
2005年 1月
伏見中学第一学年総合学習第三回「社会人講師講座」 に講師10名。       
2006年 7月
伏見中学第一学年総合学習「豆記者新聞」復活
総合学習を体験した、初めての卒業生へのアンケートの結果「豆記者新聞」が3年間の総合学習の中で一番印象に残っているとの事で、復活されました。
この年度より、毎年度、7月に「豆記者新聞」取材先の企業のご紹介をお手伝いしています。
2009年 11月 13日
バイタル伏見を民間団体として立ち上げ。(設立日:11月1日)
「バイタル伏見発足記念式典」 於:京都文教大学 指月ホール   参加54名    
2012年 11月
「豆記者新聞」 展示・広報を促進する事業を開催しました。
2013年 11月
伏見中学第一学年総合学習「豆記者新聞」     
2014年 1月
伏見中学第一学年総合学習「社会人講師講座」への講師派遣 は12年間継続
2014年 6月
京都文教大学さんと本格的な地域活性の為のコラボ開始
2014年 7月
伏見中学第一学年総合学習「豆記者新聞」事業所の紹介 10回目
2014年 7月
ホームページ立ち上げ             

バナースペース

地域活性民間団体 バイタル伏見

〒612-0072
事務局:京都市伏見区桃山筒井伊賀東町47番地 コスモ丹波橋1F(FD3内)

TEL 075-604-3120
FAX 075-604-3123